2005-01-01から1年間の記事一覧

ウクレレ聞く

自由が丘のマルディグラというライブバーでT-ZOというバンドのライブを見た。 早速彼らのサイトに写真がアップされていて、はしっこに客(僕)が写っていたので貰いました。 ウクレレとピアニカとキーボードだけでロックの限界に挑みつつ、ギャグと脱力でア…

時間について

もう10月か。 今年も4分の3が終ったんだな、なんて言っている日記は、ただ書きたいためだけに書いている日記ですらなく、書くこともないのに何か書かなければならないような気がして書いている日記だ。 しかも自分のためでなく、人に読ませるための日記だか…

太蔵君

軽薄で軽率なところをマスコミにつけこまれ、大人気である。 コイズミ劇場では、三の線から破滅に追いやられるケーシー高峰のような役なのだろうか。 だが、この人、僕の出身高校から出た初めての国会議員らしいのだ。 しかも、その歴史の浅い高校は、いまや…

眠りについて

結構な睡眠を経て早寝をしたのに、またすぐ眠くなる。 運動不足か、それとも精神的に追い込まれているのか。 人間、本当の危機に至ると極度の眠気に襲われると聞いたことがあるからな。 いやいや、本当の危機になんて至っているとは思っていない。 こんなも…

散歩時の身だしなみについて

台風一過で晴れ間が戻ると気も晴れるからいい。 バンコク滞在が短か過ぎたらしく、もう一度トビたくなってきた。 エアインディアの飛ぶ日を確認したりして。 しかしバンコクにばかり行ってないで、パリとかベルリンとか平壌とか、行ったことない場所を目指し…

デジカメが欲しいのだが

いつもベルトにくっつけて歩いているIXYだが、だめだ。 画面の半分がボケるというのはレンズのせいだろうか。 中古でもいいから使えるデジカメがほしい。 でもLOMOも欲しい。 衝動買いや物欲というのはストレスに起因しているのではないかと思う。 ストレス…

自由でいいねえ

ライティングには、閉塞状況をひとりで主観的に打破するために書くものと、書けば書くほど状況に搦め取られてしまうもののふた通りある。 今日この頃の僕は、後者である。 それらはやがて破綻し、夢のようにビューティフルな自由が訪れる(別名どん底ともい…

ブラッサイ展へ

終了間際らしいので東京都写真美術館のブラッサイ展に。 フランスで活動したハンガリー人。 夜景の妙味が真骨頂らしいが…。 ブレッソンや土門拳だと、見ていて唸らされる作品がいくつもあるのだが、この人の場合、意外とさらりとしている。 千円も払って、20…

フリーランスのためのリサーチ術入門

出版フリーランサーのユニオン、出版ネッツで表記の催しがあり、参加。 講師は元公安調査官の野田敬生さん。 前後編2回のうちの、きょうは初回。 参加者50人と盛況。 野田さんは公安調査庁ではキャリアだったが、今では四畳半に住み、公安から監視される立…

事実上スローライフ

やることはいっぱいあるのだが、ちーとも前に進まないのは鬱の兆候かもしれない。 例によって飲酒とインターネットに逃避しているのだ。 考えてみればここ5、6年、つまり前世紀からこんな調子ではありませんか。 それが、ぱっとしない景気と精神と人間関係に…

トンで帰ります

バンコクに短く滞在。 例によってだらだらとカオサンロードを漂流。 「竹亭」の橋本さんによると、来年には都心から2時間(今より倍の距離)の場所に新空港ができ、ドンムアン空港は貨物専用になるらしい。しかし、今でも夕方に着こうものなら高速バスでも都心…

飛行機に乗りたいので

かつてなく短く、トビます。 どうせ人生、無常だぜ。 わはは。

『キューバを知るための52章』増刷

忘れた頃に増刷のお知らせがあると嬉しい。 しかも印税をちゃんとくれる出版社であればなおさらだ。 出版業界で自家中毒気味の昨今、個人的にも何とかこの鬱陶しさを克服したいと思っていた矢先、そこはかとなく微笑ましい。 まあでも本当は、『散歩写真のす…

どこかへ行きたいがどこかがどこにあるのかわからない

暑いのでテレビばかり見ていると、さすが敗戦60年で戦争ものばかり目にする。 でも、日本軍のことはあまりやらず、どちらかというとナチのことばかりやっている気もする。 先週はBBCと米国の共同制作で「アウシュビッツ」を4夜連続5話もやったし、きょうはミ…

敗戦記念日前日

明日、コイズミが靖国に行かないことを自分で選択したらしいことはよかった。 遅くても、気づかないよりは気づいた方がいいというものだ。 気づいてなくても、人の意見を聞くことはベターである。 すべては政治。あの人もこの人も、そしてあなたも、政治。 C…

こんなことしてちゃいけない

そう、僕の人生において不定期に訪れる、それ。 カメラ衝動買いの季節。 こんなことしてちゃいけないんだ、本当は。 写す装置になんかとらわれず、写す行為をこそ衝動の対象にすべきなのに、ああまた訪れた、それ。 世をあげてデジタル化の時代になのに、ま…

ヒトラーやっと観た

「ヒトラー 最後の12日間」を観ることができなかったのは7月の18日だったが、渋谷は8月12日で最後だというのでやっと観た。 喪に服した翌日にすぐヒトラーか。 午前中で空いていた。 重い映画だったが、いやちょっと待てよという気がしないでもない。 その辺…

宿河原だめ論

僕も一年に何回か、喪に服すべき年齢になった。 何人かの死者を見送ってきたということだ。 成人してもしばらくは、とにかく周囲で死ぬ人がいなかったのに。この夏のすばらしい暑さが、服喪ムードを盛り上げる。ところが、 わが宿河原の人々は、原爆記念日の…

オフ

拙著『散歩写真のすすめ』をネタに、トラベルライターメーリングリストで出版記念オフなるものを催して頂いた。 このML、僕がオーナーであるのだが、管理らしい管理はやったことがなく、オフの主催も番頭のあらいさんにまったくお任せ。で、催して頂いたとい…

バス174観た

知人のライターのブログに触発されて(部屋にいてはあまりにも暑いし)、「ヒトラー 最後の12日間」を観に行くも行列。立ち見でしかも後ろの方とダメを押されて、断念する。 30分以上炎天下に並んで、2時間超の大作を立ったまま観終える自信がなかったのだ。…

インターナショナルを聞く

大阪の編集者の千葉さんが主宰する合唱団ブレ−ミアが吉祥寺のMANDALA 2でコンサートをやったので、知り合いの編集者やらライターやらで大挙押し掛ける。 ゲストに田川律が来て、大阪弁でインターを唄った。 千葉さんと田川さんの掛け合いに曰く、「会場には…

下北沢は、いい

かつて住んでいた街をぶらつくのは、いい。 それが下北沢であれば、なおさらである。 いい街に住んでいたんだなあ。 僕が住んでいた頃は、金髪といえばバンドやってるヤツと相場が決まっていたけど、下北沢は都内でも有数の金髪率だったと思う。 戻ってみよ…

『散歩写真のすすめ』オフ

『散歩写真のすすめ』(文春新書)↓の出版をネタにトラベルライターのMLでオフあり。 http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/6/60/45/4166604503.shtml 日付 2005年7月30日(土) 時間 14:30〜16:00 会場 大向区民会館 会議室 東京都渋谷区宇田川町38−4 http://…

夏か

手もとに昨夏バンコクで買った往復航空券の復路切符がある。 僕はいつもその片道航空券でバンコクに飛び、そこでさらにその先への航空券を買って飛び、またバンコクに戻って東京往復チケットを買い、その片道を使って戻ってくる。その繰り返しだ。 つまり、…

それから

7月。 1年365日のうち、364夜は呑む僕であるからして、ということは182夜を呑み終えたということになるのだろうが数えることは無意味だ(もちろん数えてはいない)。 このところ、それから逃れるために、少し酒量が嵩む。 たいていのそれは時間と空間以外…

『散歩写真のすすめ』

新著がようやく7月に刊行の運びとなった。 『散歩写真のすすめ』↓ http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/6/60/45/4166604503.shtmlどうか売れますように。 売れないと困るんです。などと言いつつ、おばんざいやで鯛を。 たまにはいいじゃないですか。ここ…

田舎へ

地方都市で取材。 地方都市から車で1時間程度のところだから結構な田舎で、すでにケータイは圏外であった。 ここにはケータイで小説を読む女子高生もいないだろう。 そのせいかどうか、皆さん、とてもハイテンションで、話好き。 もてなしの神髄に触れた気…

人の出版記念パーティ

知人の出版記念パーティに行く。 写真家が俳人と組んで出した俳句と写真の本で、会場はギャラリー。 いつの間にか始まり、いつの間にか終る、写真展のオープニングパーティのような例のあの雰囲気。 最近は本が出たときに出版記念オフを主催する人が何人かい…

さらば三色丼

取りかかってから足掛け三年の仕事がようやく形になる。 世界を動かすような大仕事ではないと思うものの、いつもと同様、本人はいたって真面目に本気である。 形になったら本欄でご案内する。 仕事が上り坂でも下り坂でも、1年365日変わらないのは呑むこ…

おそろしい話を聞いた

活字の仕事に携わっている者のひとりとして、いや、活字でも映像でも何でもだけど、やはり大衆様というのが気になる。 昨今、業界で話題になるのは「活字知らず」の層にウケて「活字好き」の層から嫌悪される出版物であったりする。「活字好き」にウケてもヒ…