バス174観た

akrh2005-07-18

知人のライターのブログに触発されて(部屋にいてはあまりにも暑いし)、「ヒトラー 最後の12日間」を観に行くも行列。立ち見でしかも後ろの方とダメを押されて、断念する。
30分以上炎天下に並んで、2時間超の大作を立ったまま観終える自信がなかったのだ。
それで同じ劇場の地下でやっている「バス174」↓を観る。
http://www.bus174.jp/
リオデジャネイロで、ストリートチルドレンあがりの青年が起こしたバスジャックのドキュメンタリーである。
シティ・オブ・ゴッド」とか「セントラル・ステーション」とか、ブラジルの作品はものすごく質が高いが、今回も圧倒された。
ドキュメンタリーなのに、場内(ほぼ満席)からはあちらこちらからすすり泣きが漏れる。
映像表現がうまいし、視点が優れている。
ドキュメンタリーの可能性というものにかけている人がブラジルにはいるということにも感動を覚えた。
すごいすごいと反芻しつつ、自分の気持ちに整理がつかないまま二子玉川にて飲食。

渋谷でパルコとブックファースト二子玉川ブックファースト紀伊国屋をめぐって、『散歩写真のすすめ』のポジショニングを確かめるのだけはぬかりなく。
もちろんすべて平積みにはなっている。
まあ、そんなところでしょう。