絶滅を危惧するほどのことではない

akrh2006-07-20

また短い旅に出て、戻った。
巷では夏休みが始まった頃合いだと思うが、どうもバックパッカーというのは絶滅危惧種なのかもしれない、と思ったり。
高円寺あたりの風呂なしアパートに住んでいるのが老ヒッピーで、学生はワンルームマンションにいるのと同じように、バックパックを汗だくでかついでいるのは中年パッカーで、学生は安宿街でも程度のいい宿にタクシーで乗りつけ、スーツケースをゴロゴロと押している。
そもそもカオサンロードに学生の姿が少ないと感じた。
だからといって、「若気の至りをいつまでもやっていく計画」を中止するつもりは僕はいささかも、ないのだが。
それにしても、日本はメシがうまい。
それ以外にいいところがないと、すさみきった満員電車に揺られて帰りながら、思った。