年があらたまって何を思うのか

akrh2010-01-10

「年末は…」
と言ったまま、はーっとため息をつきたくなるほど、年末は飲酒に明け暮れてしまいました。
しばらくは胃腸も不調でした。
肝臓はもの言わぬ臓器でどこにあるかも知らないが、このときばかりはどこにあるのかわかる気がしました。肝臓からの悲鳴が聞こえたからです。
大晦日は下北沢で越年したのです。
年末はその1年前もほぼ同じ行動をとったことを考えると、進歩のない自分に恥じ入っていることを告白しなければなりません。
昨年の低迷を克服すべく、神社仏閣に詣でて、前へ前へ上へ上へと上昇志向を持つことも隠さず、決意に満ち満ちた新年の抱負を書きゾメて、何でもかんでもすべてうまくいき、他人の酒だろうと目の前のものは呑む、そんな勢いが求められるところですが、年始もその1年前とほぼ同じ行動をとってしまいました。
じゅうねんいちじつとはこのことか。
年があらたまって何か思うかというと、思わない。これはもう、あえて思わない。
しかし、思わないでいると、ずるずると思いそびれる。
今年もこのまま年末を迎えるのか。
いえ、旧正月までには、何か悪いことを考えておきます。