ほかに踊りを知らない。だと

akrh2009-07-31

川上弘美『ほかに踊りを知らない。』読む。
船戸与一川上弘美は、なぜか条件反射のように手に取ってしまい、思考停止してレジへと進んでしまう。
読むということもないようなつぶやき文、しかも小説でなく身辺雑記なので、サヴィンコフと併行してもOK。
学芸大学・流浪堂で購入。
この古書店、初めて立ち寄りましたが、まんまと見逃すような外角低めの変化球をビシッと決められて三振しても逆に敵ながら小気味いいような品揃え。
ところが、同じものがまたしてもAmazonで安く売られている。
Amazonは送料をとにかく340円徴収することを許しているので、本よりも送料が高くつく。
1円で売り出して、ヤマトのメール便80円で発送し、340−80=260円が非課税の収入となるカラクリなのだろうか。
学芸大学という町には、行きつけの「喫茶店」がある。
約20年前、原宿にあって行きつけだったのが当地に移ってきているのだが、今年に入って二十数年ぶりに復活したと思ってみてほしい。
それで週末ごとにしげく通っているというわけであった。
古本屋にも立ち寄っているのであった。
学芸大学駅に学芸大学も、隣の都立大学駅都立大学も、もはやない。
都立大学の存在そのものがすでにないのは、ホラー仕立てのようだ。
明大前で仕事をし、下北沢で呑み、学芸大学で珈琲を飲み、そして宿河原に住む。
ビミョーにバランスが悪い。
ちなみに明大前に明大はまだある。