髪切るストレスと切らないストレス

akrh2007-04-13

近所の美容院、といっても近所に美容院はないので、ひと駅ぶん電車に乗って安い髪切り屋に行く。
僕は髪を切りに行ったのに、向こうは髪を切ってくれない。
いえいえ門前払いを食うのではありません。あまり短く切ってくれないというだけの話です。
カリアゲて下さい、という言い方が弱いのか、いつもカリアゲとは似ても似つかない中途半端なボサボサ頭にされてしまう。
体調が良ければ、勇気を出してもう少し切って下さいと言うこともあるが、たいていは、切り過ぎるとハネちゃいますとか言われて、交渉が成立しないことが多いのである。
髪を切るのもストレスだが、30代中盤まで、腰まで届く長髪だったときもそれはそれでストレスだったことを思い出す。
旅に出る前に、いつも坊主刈りにする欲求にかられるのも、あながち突発的なことではないのだった。
知人の個展にこのところ続けざまにお邪魔する。
そうすると、また写真展でもやろうかなという気持ちになってくる。写真展ってねえ、本当にたいへんなんですよ。
それをまたやろうというのか、自分よ、と自問するわけである。
そして否定するわけである。とほほ。