久々に風邪ひき

akrh2006-10-27

かつては10年間一度も(二日酔い以外で)寝込まなかった僕ではあるが、また風邪。
地下鉄の車中かどこかでウイルスをもらったらしい。
本当に久々に酒を抜くことになっただけでなく、めし喰わず。
休肝も絶食もこんなときでないと絶対にしないので、考えようによってはありがたい。
ちょっと体調が上向いたときに新聞などを読むと、これが意外な集中力で、スミからスミまで読んでしまう。TVをつけると他愛ないトークがいやに楽しい。空腹と風邪ぐすりが化学変化を起こして、特殊な脳内物質が分泌されているに違いない。
さて、この間、
『又蔵の火』(藤沢周平)、『羊たちの沈黙』(トマス・ハリス)、『ムーン・パレス』(P・オースター)など読む。
羊たちの沈黙』は訳がまたしても悪いと思う。耐え難いほどではないにしても。
映画のシーンが手にとるように浮かんできて理解を助けるのが邪魔なようなありがたいような。
つまり『ダ・ヴィンチ・コード』を読めば映画のシーンを確認するだけになってしまうのか。
それは困った。