人間って不思議だなあ

akrh2005-02-27

巷では風邪だかインフルエンザだかが大流行で、とにかく某編集部も常に1、2名が病欠であった。
僕は、とにかく二日酔い以外で体調を崩すということがなく、フリーランスのほとんどの期間を無保険状態のままやり過ごせたのも、おかげさまで健康なればこそであった。

昨日、某所で、行方不明のAさんの消息を肴に飲んだ。
Aさんは仕事を放り投げ、アパートを出て、完全に僕らの前から姿を消した、フリーランスの編集者である。
東京の国立大学を出て、不安定ながら過不足ない仕事をしていたかに見えるAさんはいまどこに。
姿を消した人は、思い出話の中でいつまでも朗らかであった。
ストレスと、そして病い…、人間って本当に不思議だなあ。

呑んだあとなのに、地元でひとりで海老を肴に呑む。
ただ呑みたいためだけに呑むのではなく。