ひと事だけど心配になったこと

akrh2009-08-29

極端に質の低い飲食店が多いのが明大前という土地の特性で、安くて量があればそれでいいという人たちが住んだり働いたりしている。
ファミレスは水もスープも自分で持って来なければならないスタイルのガストしかない。だが2軒もある。
この土地で教育の対象となっている人たちはもっと閉じた学食というところで、塀の外よりさらに不味くて安いものを食している。量もふた皿分とか3皿分とか競うように多いだけで、喜んで食べている。
9月末になって学生が戻ってくると、ファーストフードも居酒屋も、サイレンを耳元で鳴らし続けたようにうるさくて入れない。
夏と春は、学生のいない平和な季節である。だけど明治大学というところは、「お休みの明治」と言われるほど休みがバカ長いので、塀の外の安穏もそれなりに長い。
前置きが長くなった。母校と地域の悪口を言いたかったのではないが、つい言ってしまった。本当のことなので、謝るつもりはない。
さて、
この街にも牛丼屋が一軒ある。吉野家ではない。
この牛丼屋で僕はカレーや豚丼を食すのだが、この店、ときどきご飯が足りないことがあり、サトウのご飯が常備されていると疑われる。両手にどっさりサトウのご飯が入ったスーパーの袋を抱えて店員が戻ってきて、それから大車輪でレンジでチンしてカレーや牛丼にして出しているのを見たのは、1回や2回ではない。カレーも牛丼もものすごいファーストフードだが、そういったわけで何の説明もないまま10分待たされるなんてことも、ないわけではないのである。
炊き忘れ? 炊飯器の不良? これで通るのも明大前だからだよなーと明大前ダメ論を信奉する僕としては思いを新たにしたわけである。