古いパソコン

akrh2008-10-03

編集稼業に就く前の、僕は割と早い段階でワープロを使い始めた。
1980年代の真ん中だから相当早いグループに入る。
そうすると、キーボード叩いて20年以上ではないか。まあなんと。
今からすると「何でこんなものが」というワープロ専用機が10万円以上したりしていた。
90年頃に自分のデスクに私物のワープロを置いている編集者なんて、そうはいなかった。同僚からは「すごーい。編集者みたーい」と言われた。
転職活動で作文をワープロで書いて送ると、面接ではなかなか感触がよかった。
Macは92年頃からのユーザーなのだが、そこから僕のMac貧乏が始まる。
いや、Mac貧乏というよりはMacの貧乏ユーザーという方が正確か。
そして今や、99年に長い長い旅から帰って買ったMacが、どうしようもなくなりかけている。
またMacで貧乏になる、いやMacの貧乏ユーザーがさらに貧乏になるだけか。
Macでは税金の電子申告もできないし、入れられないソフトや機能も多い。対応していないサイトもあって、ストレスは多大だ。
不便とわかっていながら使い続ける、不味いとわかっていながら食う、弱いのに応援する・・・・・・。性格だから仕方がない。
どうしよう。どうでしょう。
さて、
世界中でマティーニを飲むあたしだが、カンボジアでは飲まなかった。まだまだだな。
世界中でカツ丼を喰うあたしだが、カンボジアでも、2回喰いました。
『ロンググッドバイ』で主人公がマティーニを作って飲むシーンがあったように記憶している。冷凍庫のない時代のそのマティーニを想像しては、飲みたいような飲みたくないような、微妙な心持ちに揺れている。
マティーニ。氷なしで」とはさすがに言えないけど。