乙女と少女の映画

akrh2008-04-30

ペルセポリス」と「ぜんぶフィデルのせい」観た。
2本とも良かった。
詳しいことは省くが、
1.イランの少女が思想弾圧の嵐が吹き荒れる母国からフランスへ送られて成長する物語。
2.チリのアジェンデに共鳴して政治にかぶれた父親を、娘はうんざりしながらも理解するようになるという、フランスのある家族の物語(結局フィデル、つまりカストロはちーとも出てこない)
日本においては、政治的なテーマはまだまだ敬遠される。
だから、後者もフランスの乙女映画というふれこみで宣伝される。劇場で売られているパンフレットなどは、フランス女子小学生のおしゃれなファッション&グッズ紹介まである念の入れようだ。
そういえば、
あたしはフランスへ行ったことがないことに思い至ったよ。
もちろんイランへもだけどね。