「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」観た

akrh2006-03-30

派手な映画館で地味な映画を観た。
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」。
主演と監督はトミー・リー・ジョーンズ
脚本は「アモーレス・ペロス」「21グラム」のギジェルモ・アリアガ。
トミー・リー・ジョーンズは傷ついた男を演じさせるとうまい。
マイケル・ダグラスが演ったらどうだったかとふと思ったのは、やはり「トラフィック」が良かったからだが、彼には陰謀を企てる悪役なんて演らせたい。
映画は地味である以上に、食い足りなさも相当。
軸となる、メルキアデスとピート(トミー・リー・ジョーンズ)の友情の育まれ方などはかなり端折られている。
映画を観るときに僕が気になることのひとつ、「ご都合主義臭」を拭えない。
いずれ時間が経ってももう一度観たい映画ではない。
でもね、メキシコにはまた行きたいのだ。