頭痛転じて偏頭痛

akrh2006-03-07

いや、まいりましたよ。
世の中のことで知らないことは数あれど、こんな初歩的なことを知らなかったとは。
長らく生きてきて、偏頭痛というものの正体をはじめて知った。
僕が長らく頭痛だと思ってきたものがそれだ。
つまり僕は生まれてこの方、頭痛というものになったことがなく、頭痛だと思っていたそれは偏頭痛だったということを知らされたのである。
人体って不思議だなあ。
さて、
藤沢周平の用心棒日月抄の最終作『凶刀』読了。やはりどことなくご都合主義的であった。後半、特にラスト近くでは手にとるように展開がよめるし、エンディングも想像がつく。僕は『暗殺の年輪』のようなヒリヒリ感を求めてやまないのだよ。
川上弘美の『古道具 中野商店』読み始まる。いつものように淡々とした淡白な性愛が登場するが、この作品ではちょっと多い。とはいえ川上弘美の間の取り方にもトリコにされて、じゃあ結局、何でもいいんじゃん、ということになりはしないか。
はい。