読書日記のようではあるが

akrh2006-03-04

僕が読んだ本のタイトルを羅列して何が面白いんだかと思うけど、つい羅列してしまう。
ごめん。
『族長の秋』を読み終わり、何となく達成感で意気揚々としてしまったよ。そしてまた始まる藤沢周平の季節。言ったでしょう。文学は当分、いいです。ぴしぴしくるエンターテインメントをひりひりしながら読みたいわけである。僕にはもう、藤沢周平しか残されていないのではないか。藤沢周平より藤沢周平らしい小説、求む。
2月の陽気に騙されて、宿河原の二ヶ領用水沿いの桜に蕾がついた。おっともうそんな季節かと思う。実はわが地元の桜は、これまでに僕が住んだどこのそれよりも美しい。
そこで一句。
一年を十日で暮す宿河原。
それ以外の355日は何もない街なのだから。