どこかへ行きたいがどこかがどこにあるのかわからない

akrh2005-08-20

暑いのでテレビばかり見ていると、さすが敗戦60年で戦争ものばかり目にする。
でも、日本軍のことはあまりやらず、どちらかというとナチのことばかりやっている気もする。
先週はBBCと米国の共同制作で「アウシュビッツ」を4夜連続5話もやったし、きょうはミズーリ号の調印にの臨むマッカーサーをとらえたフランスのドキュメンタリーと、アウシュビッツを裁くフランクフルトの裁判のドキュメンタリーとか。
20年前、日本という国が右傾化してたいへんなことになっていると、人々は懸念していた気がするが、今のコイズミにしろネットの「ウヨ」(右翼風味の人たちはこう自称するらしい)は、かつてのレベルなんかスキップで通り過ぎる。
昨今では、あの中曽根サンですらリベラルに映るぐらいだ。
さてと、そろそろどこかへ出かけたいもの。
「どこかへ行きたいなあ。どこかがどこにあるのかわからない」(寺山修司
いっそすべてが夢であったとしたら、どうか。
暑過ぎて、ときどきそう思う。
でもこの暑さは好きだったりして。